キリム展にいってきました

つくばの静かな集落、吉瀬(きせ)の“ぎゃらりーなが屋門”で催されている「アナトリアキリム・トライバルラグ」展にいってきました。
久々に沢山のキリムを拝見できて幸せな時間でした♪

(キリムをご存知ない方へ―キリムとは、中東の女性による平織物。テントの敷物、間仕切り、穀類や家財を運ぶ袋として使われました。地域や時代によって、織り込まれた文様や色が多彩な美しい織物です。)
自家用の古いキリムは、女性たちが願いや希望を文様に託して織り込んでいます。

羊から毛をかって、紡いで、染色して、織る気の遠くなるような行程をすべて自分でして、嫁入りのためや家族のために織り上げたキリム。キリム織りが上手な女性は、尊ばれたそうです。だから気合が入っています。
今の産業化したキリムとは、全く別物‥‥
アンティーク物(100年以上経ったものをいいます)は高価で手がでませんが、見させていただくだけでも福眼です。
 あと、ここのオーナーBさんがとても魅力的な方で、お話をうかがうとたのしいですよ♪
買い付けの旅の武勇伝やら現地の人々の素顔など、興味深い話題がぼんぼん出てきます。

お近くの方、是非。地図はギャラリーのサイトをごらんください。2月1日(pm4時)まで。
http://www.rural.gr.jp/tsukubabunkagoo/g_k/

展示会の案内状から、シャルキョイとセネの素晴らしいアンティークキリムの写真です。
手で紡いで織ったとは思えない薄さの毛織物で、ペーパーキリムと呼ばれるものです。
お店のオーナー様から許可をいただいてUPしました。

Kirimuten

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コブシの芽

今年の描き初めはコブシの芽。
2005年の12月でしたか、日本中記録的な寒波でした。
そして2006年の春、茨城ではコブシが咲かないとか花が少ないなどの声が聞かれました。
コブシやモクレンの仲間は早い時期から大きな花芽を着けます。
芽の育つ時期に、寒さにやられてしまったのではないかと推測しています。

そんなことがあったので、
年末から気になっていていたのですが、なかなかスケッチできませんでした。
やっと今日描きました。
一番寒い時期を乗り越えるためでしょうか、芽を包むガク?は柔らかい毛に覆われています。
暖かいセーターを着て、芽は花開く日を心待ちにしているようです。

でも、枝を折るとき胸がいたみますね。
あ~早春に大きな花をつけようと膨らんだ芽を‥‥
ごめんよ~~~きれいに描くからね‥‥

う~ん、しかし、あんまきれいに描けなかったかも。

Kobusinome


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キリム話ーその3

人のぬくもりを感じる手仕事の物が好きです。
ここでも何度がUPしました、トルコのキリム(毛の平織り物)
昨年、ネットオークションでハギレを2000円で落札しました。(私しか入札してなかった)
持ち主さんもよく覚えていなかったようですが、多分トルコのアダナという地中海に面した場所のキリムらしいです。
沢山の色が入っているのですが、なんとも調和が取れていて、この明るい色は地中海気候のなせる業かもしれません。
細い毛糸はすべて手紬で、ほとんど天然染料で染められているのではないかと思います。
気の遠くなるような行程を経て、織られた織物の切れ端。
年月が過ぎてばらばらになって、東の果て日本国まで流れて家に来ました。

時々時間を忘れて見入ってしまうことがあります、
とくにちょっとだけある緑の色むらがぞくぞくするほど好きです。
80年以上前の作り手の仕事から、感動をもらえるなんて、手仕事の素晴らしさは時間も国も超えますね。

Reihanrihagiere_1


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キリム話ーその2

キリムは大体が普通の女性が、家族の為や自分の嫁入りのために作った織物です。
売り物と違って、自分のプライドをかけた作品や愛する家族の為なので、気合が入ったものが多いのです。

で、写真はキリム屋の福袋に入ってた、オールドキリムで作ったクッションカバーです。
(オールド物で状態の悪いキリムは、使えるところを切ってカバーなどに再利用されます)

かわいいのですが、なんとも‥‥
目のいい加減さ、模様のかたちの悪いこと‥‥
ちゃんと見て選んでいたら買わないかな‥‥
縦糸を飛ばして織っているところも2箇所。(ありえないことです)
でも部分的に上手に織れているんですよ。

ヘタだけどけっこうかわいいなあと毎日眺めていて、ハッと気が付きました。
これは少女が、教わりながら生まれて初めて織った物でないかと。
上手くできたところは、お母さんが見本で織ったのじゃないかなと。
それだったら合点がいきます。
そう思ったら、下手なキリムがとっても愛しくなってしまいました。
一生懸命織ってるじゃな~い。(笑)
いつの時代の物が分かりませんが、これを織った子が成長して
素晴らしいキリムの織手になっているかもしれません。

まあ、まったくの思い込みの想像なんですけどね(笑)
こんなイマジネーションをあたえてくれるのも、 キリムの魅力の一つです。

kushon01_
この写真からはあの稚拙さはわかりにくいですが、かなりヘタです(笑)

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キリム話ーその1

アナトリアオールドキリムにはまってから、
物から教えられること、伝わることがいろいろあった1年でした。

写真の2カット、どちらが古くみえますか?
40~50年前のキリムと90年位のキリムです。
こたえはなんと色が鮮やかな方が90年キリム。
色あせたものは茶以外は化学染料で染められています。
鮮やかなものは天然染料で染めたウールのキリムです。
化学染料は簡単に綺麗に染めることができるけれど、退色がはげしいのです。
天然染めは木の根や葉っぱだったり、材料集めだけでも大変だったようですが、
色は年を経てからますます深みが増すのだそうです。

簡単に綺麗でであせるもの、大変だけどますます良くなるもの、いろいろ考えさせられます。
天然染料染めの時間を越えた美しさは、苦労した人々の情熱の結晶なんですね。

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ベンチ作り

今年初めての暖かい春の陽気でした。
近所のモズも盛んにマネ鳴きでさえずっていました。

こんな日は外歩きがよいでしょうが、
突然思い立ってしまったのでホームセンターへ行ってベンチの材料を購入しました。
トルコや中近東の家でみられる、窓際に長く沿わせた長いすが憧れなのですが、それのもどきです。
キリムで被ってしまうので材料はなんでもいいんです。
ちなみにカラーボックスとすのこ、座布団(笑)
で、アトリエの窓に速攻つくりました。
うん、かわい~い!この色の饗宴がたまりません。
ちなみにすわり心地はいまいち‥‥(笑)
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今年のはまりごと

今年もあと数日を残すだけとなりました。
世の中いろいろありましたが、個人的には沖縄アートツアーと展示会でなんとなく終わってしまった気がします。

それから完全に物にはまった年でもありました
20才台の頃は古伊万里にはまり、骨董市に足しげく通ったことがありました。
安いキズ物を買って、自分で簡易金接ぎの技術を覚え直したりもしてました。
けっこうはまるとどっぷりの性格のようです。
そして今度はアナトリアのオールドキリム‥‥
工芸品ではなく、普通の女性たちが自分や家族のために織った、素朴な手紡ぎウールの平織物です。
古来から伝わる文様で自由な色彩で織り込まれています。
作り手の意識が感じられる素朴で美しい織物です。
物欲ってどうかとおもうけれど‥‥いいわけがましいのですけど、
”人間、好きなものが多いほうが幸せ”というのが持論です。
縁あってはるばる日本の我が家に来た物たち、大事にしていきたいと思ってます。


写真は40~90年くらい前のトルコのキリムたち
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絵付け磁器

futatuki01_011sある集まりの若い仲間が結婚して新天地に旅たつので
そのお祝い品として,とても久々に磁器に絵付けをしました。
(といっても,有田の絵付けは毎月教室でやってますが)
いつも一緒にあるいたフィールドにカワセミのカップルを描きました。
いつまでも仲良くそして幸せにとそんな願いをこめました。
お相手に渡すのはまだ先だけど‥‥
Eさん,幸せになってね!!

紙の上と違って磁器にはサイズの制限がありますが,立体に描くというのはまた違った面白さがあり,
絵が生活の実用品に描ける嬉しさもあります。
(焼付けしてあるので,水でもお湯でもOKです)
制作には,ちょっと肩がこるのだけれど楽しかった。

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