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鳥たちの秘密(サギの粉綿羽)

先日のことですが絵本の編集者さんと我孫子の鳥の博物館におじゃまして、
絵本のための取材と学芸員さんに原稿のチェックをしていただいてきました。

今回の目的の一つ、サギ類ハト類インコ類等どには、粉綿羽というものがあるのですが、
サギの標本で、それを見せていただきました。
注-最後にアオサギの粉綿羽の写真を添付してあります。
苦手な方はスクロールしないでくださいね。

粉綿羽とはなんぞやという方-
ある種の鳥に生えている特殊な羽で、生涯のびつづけ、
先端がこわれて遊離し、ケラチン質の粉末となる。
この粉末を羽に塗り、汚れの除去や防水に役立てる。
ハトが窓にぶつかったときに魚拓のように鳥の形に白く粉がつくことがあるが、これが粉綿羽の粉。


サギ類の粉綿羽は、まとまって生えているのは写真ではみていたのですが、想像以上のものでした。
胸に大きな面、腰の脚の付け根外側内側と5か所のまとまった 粉綿羽がありました。
アオサギの胸の粉綿羽は、胸毛か!?というほどの蜜で広範囲でした。
触るともろくてちょっとねばついて、もろもろになります。
不思議な質感。


ウィキペディアに
サギ科
「他の水鳥と異なり、尾に水を弾く脂を分泌する器官(羽脂腺)を持たない。そのため粉末状の羽毛を全身に塗り、防水処理を施す。この粉末状の羽毛は、胸部等に生える粉綿羽という崩れやすい特殊な羽毛から得る。第3指は扁平で、粉末状の羽毛を指につけ全身に塗るのに適している。」
とあるのですが、
羽脂線-いわゆる尾脂線のことだとおもいますが、アオサギ、コサギ、ゴイサギとしっかりした尾脂線がありました。
これもなかなか実物を見る機会がないのもですが、じっくりみせていただきました。

尾脂線も粉綿羽も 鳥たちが羽をきれいに保つために必要不可欠なものです。
これらをぬることで、精密な羽毛を保っていられるのです。
人知れず鳥たちは努力しているんですね。
他にも、鳥たちの体の面白い話をお聞きしたりみたりできました。
楽しくて興奮しっぱなし、博物館を去るのがほんとうに惜しかったです。
しかし、生き物ってすばらしいです。
お相手してくださったS様、ありがとうございました。

ここでは、はっきり書いていませんでしたが、次回の絵本は、鳥の羽に関するノンフィクションもの、
科学絵本です。題名はまだきまっていませんが、こうご期待!

(ちょっと誇大予告になってしまいましたが、粉綿羽に関しては、ほんのさわりしか載ってません。
すみません。25日追記)

アオサギの衝撃の胸毛写真↓
2012_12_21_3753s


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Comments

おはようございます!こういう内容はとても面白いですね。お~っと思いました(喜)。絵本楽しみにしてます!頑張って下さい!!

Posted by: かんたろう | Dec 25, 2012 at 07:54 AM

かんたろう先生、
期待させてしまってすみません。粉綿羽のところも尾脂線もちらっとしか扱ってないんです。
ただ載せる以上実物しらないとまずいので、見せていただきました。
本は、羽の面白さの入門編といった内容です。
しかし、アオサギの胸はびっくりしました。
ハトの綿羽もどきの粉綿羽とはちがいますね。
いや~羽の奥深さを経験させていただきました。

Posted by: やままゆ | Dec 25, 2012 at 10:38 AM

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