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キリム話ーその2

キリムは大体が普通の女性が、家族の為や自分の嫁入りのために作った織物です。
売り物と違って、自分のプライドをかけた作品や愛する家族の為なので、気合が入ったものが多いのです。

で、写真はキリム屋の福袋に入ってた、オールドキリムで作ったクッションカバーです。
(オールド物で状態の悪いキリムは、使えるところを切ってカバーなどに再利用されます)

かわいいのですが、なんとも‥‥
目のいい加減さ、模様のかたちの悪いこと‥‥
ちゃんと見て選んでいたら買わないかな‥‥
縦糸を飛ばして織っているところも2箇所。(ありえないことです)
でも部分的に上手に織れているんですよ。

ヘタだけどけっこうかわいいなあと毎日眺めていて、ハッと気が付きました。
これは少女が、教わりながら生まれて初めて織った物でないかと。
上手くできたところは、お母さんが見本で織ったのじゃないかなと。
それだったら合点がいきます。
そう思ったら、下手なキリムがとっても愛しくなってしまいました。
一生懸命織ってるじゃな~い。(笑)
いつの時代の物が分かりませんが、これを織った子が成長して
素晴らしいキリムの織手になっているかもしれません。

まあ、まったくの思い込みの想像なんですけどね(笑)
こんなイマジネーションをあたえてくれるのも、 キリムの魅力の一つです。

kushon01_
この写真からはあの稚拙さはわかりにくいですが、かなりヘタです(笑)

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